千木園
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最近のいろいろ〈特養より〉
2019.04.10
今年の4月は暖かくなったり、寒くなったりとなかなか体にはこたえる季節になっております。
ニュースでは桜が満開というトピックの後に、降雪の天気予報。。。
桜も一度閉じてくれれば2度美味しいんですが、なかなかそうもいきません。
3/26に当施設最高齢102歳になる方のお祝いをしました。
きれいな着物に身を包み表彰状も授与しました。
写真を載せられないのが残念ですが、8名のご家族方もご来園され、ご本人のお祝いをしていらっしゃいました。
その時にご家族が持ってこられた花束です。
とても可愛らしいですね。
いつまでもお元気でいてください。
続いては、花見です。
4/8、9日と桜が満開を迎え千木園でも花見をしました。
2Fから撮影したものです。
身を乗り出して桜を眺める方もいらっしゃいました。
日陰は少しひんやりとした風が肌寒く感じましたが、日向に出るとポカポカで気持ちの良い陽気でした。
不思議なものでなかなか目を閉じて開けない方も、外に出て「さくらですよ」と声をかけると目をぱっちりと開け「きれい」「かわいい」といったお声があがります。
冒頭で寒さとともに一度閉じてくれれば…と書きましたが、何日かしか見られないという儚さも桜の美しさなんでしょうね。
4/10にはしばらく会っていない姉に会いたいと、希望していた方の外出支援に出かけました。
お姉さんは某サービス付き高齢者住宅に入居されている方でした。
顔を見た瞬間涙涙。。。
お二方とも話が尽きない様子でした。
幼少期の話をいろいろ聞かせていただくことができました。
お二人のおうちは近江町市場でお店をしており、店の手伝いをよくしていたとのこと。
そのようなこともあり、魚をさばくのはプロ並みだったとか。
何よりもお店はうなぎ屋さんだったとのことで、お二人ともお元気で肌がつやつやです。
涙涙のご対面でしたが、まだ何回でもチャンスはありそうですよ。
お二人とも口を揃えておっしゃっていたのは、親への感謝でした。
いくつになっても一番に思い出すのは、やはり親、家族なんですね。
外出にお邪魔させていただき本当にいいお話を聞かせていただけました。