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楽に座り、楽に寝る~職員OJT・ポジショニング研修

2025.11.24

 施設をお探しのご家族が見学に来られた時のこと。リビングでは、ほとんどのご利用者が車いすに座り、テーブルについておられました。これらの車いすは、体格に合わせて大小の違いがあったり、状態に合わせて座面が倒れるティルト式車いすまで様々です。
 車いすに乗られたご利用者を見たご夫婦の会話は「ずり落ちている人がいないね」、「しっかりクッション入れてるね」というものでした。
 私は、介護関係者ではない一般の見学者がこんなことまで見ていたことに驚きました。そして、このご夫婦の会話は、私はお褒めの言葉だととらえました。ほとんどのご利用者が、背筋をまっすぐにして座っておられましたが、これには意味があります。
 例えば、体格に合わない車いすを使用していたり、左右に麻痺があったりすると、姿勢が崩れ褥瘡リスクが高まったりします。また、ずり落ちることで上半身が圧迫され、心不全の引き金になったりすることもあるといわれます。ご利用者の車いすには状態に応じたクッションを挟み、安楽な姿勢を保つようにしているのです。

 施設の機能訓練指導員が、職員を対象にしたポジショニング研修をしている様子を紹介します。

 体に負担がかからず、余計な緊張がなくなるための体勢について学びました。
 楽に寝られたら、呼吸がしやすくなります。しかし、体の姿勢が整っていないと、筋肉が緊張することで交感神経が高まります。そこで、体の緊張を取りリラックスさせることにより、お顔が穏やかになるとのこと。

 これは、よくない例。右側臥位(みぎそくがい)で下に敷いたクッションが大き過ぎ。左足が右足を圧迫しています。

 適切にクッションを使用することで、安楽な姿勢をとることができました。