総合避難訓練と消火器使用訓練を実施【第三千木園ひきだ】
2025.11.5
総合避難訓練では第三千木園ひきだと、グループホームひきだ及びデイサービスセンターひきだが合同で訓練に参加しました。
1.夜間想定総合避難訓練

左上、ガスを使って居室の熱感知器を作動させます。
右上、夜勤者が火元を発見し初期消火を試みます。
左下、居室の防火ドアを閉めて、避難済の印をドアに書き込みます。
右下、副受信機が火災を発報し、火災を知らせる自動音声が館内に流れます

右上、右下、夜勤者は、ご利用者の避難を開始します。
左下、非常電話を使い受付(本部)に火災の状況を報告します。

左右上、出火場所から一番遠い非常口にご利用者を誘導します。実際は非常口からベランダへと避難しますが、訓練では外へ出ません。
右下、再び非常電話にて避難完了を受付に知らせます。受付は全館からすべての報告を受け、避難訓練終了の放送を流します。
実際の火災では想定外のことが起きるはずです。そのとき、慌ててパニックになり頭が真っ白になることも想定されますから、普段から訓練を繰り返し行い、体で覚えることが肝要です。
2.消火器使用訓練

防災の業者の方から消火器の使用方法を学びます。同じことを何度も繰り返して学ぶことが大切です。

昔は、本物の消火器を使用して、燃える的に目がけて放射していましたが、消火器の粉末が近隣にご迷惑をかけることから、水消火器にて訓練しています。

特養とGHの職員は、上手に、的目がけて放水されていますね。

毎年、繰り返して体で覚えることが大切です。
ただし、本物の消火器で火を消す感覚は、これとは全く別物です。天ぷら油や灯油の燃焼の場合、粉末消火器が有効ですが、消火にはいくつかのコツが必要です。水消火器に慣れすぎることが、思わぬ落とし穴とならないように、日頃より精進してゆきたい。

