第三千木園
ひきだ
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祝・敬老会~ラ・フルール様 大正琴演奏
2024.09.16
敬老の日の記念献立です。副食が大きく写るように、ご膳の向きを半回転させてみたところ、違和感がなかった。通常はお赤飯が左下、お煮しめが右下になりますが、正方形のご膳だと、各々が食べやすい向きに自由に回転させられるのでよい。
令和5年の統計ですが、日本人の平均寿命は 男性81歳、女性87歳で 毎年少しずつ延びています。
また、80才以上の方は 全国に約1千2百万人おられて、全人口の1割を超えるそうです。
ちなみに、第三千木園ひきだのご利用者様の平均年齢は 90才と8か月 ということであり、大変おめでたいことであります。
敬老会では施設長の挨拶の後、皆様のご長寿を祝い、職員による花笠音頭。そして、大正琴演奏のボランティア、ラ・フルール様の素晴らしい演奏で、楽しい時間を過ごさせていただきました。
長いコロナ禍を経て4年ぶりにボランティアをお願いすることが叶いました。待ちわびていたので、わくわくします。
アンプ、スピーカーと音源をご用意していただき、リズム音源と下支えする低音楽器の音源を同時に流すことで、大正琴の演奏がより豊かで軽快なものとなり、感性を刺激しました。本当に素晴らしかったので、30分の演奏会はあっという間、もっと聞きいていたい。
ご利用者の皆さんも一緒に手拍子をされました。
こきりこ節では2人の踊りに加え、3人目の方は歌を歌われました。
ご利用者様のお顔は、ピントが合わないようなイメージになっているので、もどかしいのですが「旅の夜風」が演奏されたときの、弾けるような男性の笑顔が伝わりましたら幸いです。
「ここに幸あり」等、お歌も披露されました。美しいよく通る声でお上手でした。楽譜の持ち方で合唱経験者だと分かります。次回もまたお願いします。
手拍子をたたきながら、フレーズの最後に手を前に突き出して、グー・チョキ・パーをする指遊び。懐かしい歌と多彩なプログラム構成で、最後まで楽しませていただきました。どうもありがとうございました。
演奏曲目
①愛の讃歌
②ここに幸あり
③四季の歌
④こきりこ節
⑤通りゃんせ
⑥上を向いて歩こう
⑦旅の夜風
アンコール
⑧川の流れのように
出発のとき~輪島へ帰られるご利用者様
2024.09.12
能登半島地震で被災された方を第三千木園ひきだで受け入れておりますが、輪島の施設の受け入れ準備が整ったということで、輪島へ帰られるご利用者をお見送りしました。
民間救急車がお迎え。
被災された当初は、お食事の環境が困難を極めていると想像されましたが、管理栄養士や多くのスタッフが連携してお食事の環境を整えたことにより、いまは食欲もありご健康になられました。
輪島の施設はまだ完全に復旧したわけではありませんし、復興は簡単にはゆかないと思いますが、一歩ずつ前に進むことが大切なので、一人でも多くのご利用者様がふるさとに帰って行けるように、私たちも応援したい。
ご家族のお車も搬送車の後ろについて輪島へ向かわれます。退所されるのは寂しいのですが、ご利用者様の新たなご出発をお見送りさせていただきました。