第三千木園
ひきだ
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シェイクアウトいしかわ~県民一斉防災訓練
2024.07.10
恒例となった県民一斉防災訓練。倒れた書棚や、落ちてきた蛍光灯等から頭を守るために、机の下に隠れるという行動。同じルーチンの繰り返しですが、反復して体で覚えることが大切です。
それにしても、能登の特養では依然として復興が進んでいないそうで、倒壊した特養の施設長からお聞きしたところ、電気の復旧に長期間かかったことが厳しかったそうです。当初は水とガスと電気が不通でも、3日後に電気さえ戻れば何とかなると願っていたそうですが、実際はすぐに復旧しなかった。水に至っては未だに(5月現在)断水しているとのこと。
自家発電装置は地盤が少し傾いただけで、エンジンに負荷がかかりファンベルトが切れたり、ファンが飛んだりしたそうであり、すぐに壊れたとのこと。吸痰の装置を動かすにも電気が必要ですから、近所の建築屋さんからポータブル発電機を借りて、7台揃えてようやく難を乗り切ったのだそうです。
さて、シェイクアウトいしかわの開始とともに、けたたましいアラーム音と地震の揺れの音が放送で流されました。これは事務室の様子です。ヘルメットがすぐそばにおいてある介護支援専門員は、ヘルメットを装着
体の大きな職員は肩や足が出てしまいますが、少なくとも頭を隠すことが先決
生活相談員も足が出てしまうと言っておりました
第一波が収まったころ、全館に向けて被災状況と人数確認の報告を非常放送でアナウンス
石川県が主導するシェイクアウトいしかわでは、机の下に身を隠すことがネライですが、実際の地震だと、介護職員は身を挺してご利用者様をお守りするので、机の下に隠れる介護職員はいないはずです。
私たちはこれとは別に災害訓練を毎年実施しており、こちらの訓練ではヘルメットを装着して、ご利用者様を窓から離れた安全な避難場所に移動させるということをやっております。